必殺仕事人2010 視聴

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朝日放送系で2010年7月10日午後9:00より放送されていた「必殺仕事人2010」をみて、一視聴者の意見としてなんやかんやいってみようかと。

藤田まことさん追悼という形のスペシャルドラマといったところなのですが、全体としては必殺シリーズの流れをくんだそれらしい仕上がりだったなあと感じました。

一点だけおもったのは、必殺に中村主水アリ。というものを今後つなげてもっていくというのは厳しいのでないかなという点です。

いきなり話は横道にそれるけれども、仕事人というのは、恨みを金を代償にはらすみたいな、ぶっちゃけ反社会的な集団でありまして。華やかな勧善懲悪の時代劇とくらべたらネガティブなストーリィなわけです。
それでもファンをひきつけているのは仕事のシーンであったり、表と裏の顔といった部分もあるとおもってます。で、今回のはこの部分についてちょっと弱かったかなあという印象を受けました。

裏返すと藤田さんの演じた「中村主水」というキャラクターの大きさといったものだとおもうのですが、その遺志を受け継いだ東山さんたちに求めたいものは、独自なキャラクターを築いていっていただけたらいいのかなあということです。
ヒトはどうみているのかは知らないのだけれども自分からみた「渡辺小五郎」はちょっと出来が良すぎるきがしています。